「既婚男性とのパパ活は不倫なの?」
「奥さんにバレたら慰謝料を払わなくてはいけない?」
と気になっているパパ活女子も多いはず。
近年、手軽に稼げる方法としてパパ活が注目を集めていますが、パパとなる相手の男性が既婚者だった場合、奥さんにバレると慰謝料を請求される可能性があります。
そこで今回は、パパ活で慰謝料を請求されるケースとされないケース、慰謝料の相場や万一請求された場合の対処法などを詳しくご紹介します。
そもそも既婚男性とのパパ活は不倫なの?
一般的に、既婚者がパートナー以外の相手と関係を持ったら不倫です。
ですがパパ活の場合、女性の目的はあくまでもお金なので、パパとなる男性との間に恋愛感情はありません。
そのため、不倫とは異なるように思われがちですが、デート内容によっては不倫が成立する場合も。
以下でパパ活で不倫が成立する場合の条件を見てみましょう。
パパ活で不倫とみなされる行為
パパ活で不倫が成立する条件は、
・既婚男性と体の関係を持った場合
・パパが既婚者であると知りながら不貞行為に及んだ場合
・パパと頻繁にデートを繰り返した場合
などが挙げられます。
パパが既婚者であると知りながら肉体関係を持った場合は、確実に不倫とみなされるので、大人ありでパパ活を行う際はパパが独身かどうか事前にきちんと確認しておきましょう。
肉体関係がなくても不倫にあたる場合も
ちなみに、パパとの間に肉体関係がなかったとしても、場合によっては不倫とみなされることがあります。
それは、パパと頻繁にデートを繰り返している場合です。
体の関係がなくても、メールなどで性的なやり取りを繰り返したり、日常的に女性と会っていたりなどであれば、「婚姻生活の平穏を害するもの」として、慰謝料を請求される可能性があります。
「体の関係はないから大丈夫」と甘く見ていると、奥さんから多大な慰謝料を請求されるリスクもあるので、パパとのデート頻度ややり取りの内容には十分注意しましょう。
パパ活で慰謝料が発生するケースは?
既婚男性とのパパ活が、不倫にあたる可能性を秘めていることは分かりました。
では、パパ活で慰謝料が発生するのはどんな場合なのでしょうか?
続いて、パパ活で慰謝料が発生するケースと発生しないケースを見ていきましょう。
慰謝料を支払う責任があるケース
パパ活で慰謝料を支払う責任があるケースは、主に以下の3つです。
・パパと肉体関係を持った場合
・パパと頻繁にデートを繰り返した場合
・既婚者であると知った上で肉体関係を継続した場合
基本的にパパ活で慰謝料の請求が認められるのは、既婚男性であるパパと肉体関係を持った場合です。
パパが既婚者であると知りながら関係を続けた場合、例えお金が目的であっても不倫は不倫なので、奥さんから慰謝料を請求されたら払わなくてはいけません。
慰謝料を支払う責任がないケース
では、慰謝料を支払う責任がないのは、どのような場合でしょうか?
慰謝料を支払う責任がないケースは主に以下の3つです。
・パパとの間に肉体関係がなかった
・パパが既婚者だと知らずに交際していた
・パパと奥さんの婚姻関係がすでに破綻していた
パパとの間に不貞行為がないのであれば、基本的には慰謝料を請求されても支払う必要はありません。
また、肉体関係があったとしても、パパが既婚者だと知らなかった場合は支払わなくて済む可能性があります。
中には独身と偽って女性と交際を続けるパパもいるので、このようなケースでは不貞行為があっても、女性側に「故意・過失」がないとみなされ、慰謝料を払う責任がないと判断されます。
ただし、パパとの関係が奥さんにバレると慰謝料だけでなく、嫌がらせを受けたり、誹謗中傷を受けたりといったリスクはあるので、基本的に既婚男性とのパパ活は避けるようにしましょう。
パパ活の慰謝料の相場は?
パパ活で不倫とみなされ、慰謝料が発生した場合、一体いくら払わなくてはいけないのか気になりますよね。
基本的に不倫の慰謝料の相場は、200~300万円と言われています。
不倫後の夫婦の状況によっても多少異なるので、細かい金額は以下を参考にしてください。
■状況別の慰謝料相場
・離婚した場合:200~300万円
・別居した場合:100~200万円
・離婚も別居もしなかった場合:50~100万円
最低でも50万円以上の大金を支払わなくてはいけないので、既婚男性とのパパ活はかなりのリスクがあります。
パパ活で稼いだ以上のお金を取られることになるので、こういった事態も想定して、リスク以上の価値があるかよく考えてから行動しましょう。
パパ活で慰謝料を請求されたらどうすればいい?
どんなに気を付けていても不倫がバレる可能性は十分あります。
では、もしパパとの関係が奥さんにバレて、慰謝料を請求された場合はどうすればいいのでしょうか?
続いて、パパ活で慰謝料を請求された場合の対処法をご紹介します。
まずは、相手(奥さん)に不貞行為があったことを証明できるか確認する
パパ活で慰謝料を請求するには、女性とパパとの間に不貞行為があったという事実を奥さんが証明する必要があります。
ホテルに入るところの写真や、ホテルで密会していることが分かるようなメールの内容など、証拠なるものがあるのかどうか確認しましょう。
決定的な証拠がある場合は、言い逃れするのはほぼ不可能に近いので、残念ながら慰謝料を支払うしかありません。
奥さんと和解するのか裁判で争うのか検討する
奥さんから慰謝料を請求されても、それが適正な金額であれば、和解して速やかに解決するのが精神的負担も少なく済みます。
ただし、場合によっては明らかに不当な金額を請求される可能性もあるでしょう。
その際は、裁判で争うことも検討しなくてはいけません。
請求金額に納得いかない場合は、一度弁護士さんなどに相談して、裁判を行うことも考えてみてください。
一人で対処できない場合は弁護士に依頼する
いきなり、奥さんから慰謝料を請求された場合、ほとんどの女性は戸惑い不安になるかと思います。
どう対応すればいいのかも分からないと思うので、一人で対処しきれない場合は弁護士に依頼しましょう。
和解の方法や裁判の流れなども弁護士が手取り足取り教えてくれるので、問題の迅速な解決に繋がります。
弁護士はプロなので、適正な金額で和解してくれる可能性が高く、奥さんの言い値で支払うといったリスクなども防げるでしょう。
弁護士が付いているだけで心強いですし、和解までの精神的負担やストレスも軽減することができます。
パパ活で慰謝料を請求されないようにするための対策法
慰謝料が発生する条件や、相場、請求された時の対処法などは分かりましたが、そもそも慰謝料を請求されないようにするためには、事前にしっかりと対策を講じることが大切です。
・交際する前にパパが既婚者かどうか確認する
・既婚男性とパパ活する場合は食事だけに留める
・メールなどで性的な会話をしない
・食事だけであってもパパと会う時は生活圏内から離れたところにする
など、不倫とみなされないような行動を心掛けましょう。
まとめ
今回は、パパ活で慰謝料を請求されるケースとされないケース、慰謝料の相場や万一請求された場合の対処法などを詳しくご紹介しました。
パパ活で慰謝料が発生するのは、基本的にパパとの間に肉体関係があった場合です。
もちろん、既婚者と知っていて肉体関係を持ったのであれば、慰謝料の支払いはほぼ免れないでしょう。
お手当の条件が良くても、既婚男性とのパパ活はリスクが高いので、あまりおすすめできません。
奥さんにバレて泥沼化すると、今後の社会生活にも大きな影響を及ぼすので、既婚男性とのパパ活は慎重に考えてから行ってください。